都市近郊の公園にもある多様な生き物の世界。観ればもっと知りたくなる、守りたくなる。

髙野丈さん

早朝の井の頭公園を、カメラと双眼鏡を携えて散策する人たち。その一人が髙野丈さんです。毎朝会社への通勤路で、季節に応じて野鳥や植物、変形菌などをカメラに収め、メモを取る。その地道な取り組みが周囲を動かし、「小鳥の森」の自然保護活動や井の頭池の復活につながっています。髙野さんの眼に見えている生き物の織りなす豊かな世界を、今回少しだけ教えていただきました。

髙野丈さん(いて座)
編集者・写真家。株式会社アマナ勤務。NACS-J自然観察指導員東京連絡会、井の頭かんさつ会、井の頭バードリサーチに所属し、週末も「いきもの仕事」に従事。日本変形菌研究会会員。

趣味の写真をきっかけに身近にある自然環境の貴重さに気づく

-朝の通勤時に井の頭公園で観察と撮影をしているそうですが。

以前は三鷹産業プラザの近くに住んでいましたが、そこから歩くとちょっと遠いので近くに越しました。今では5分も歩かないで玉川上水に入れます。井の頭公園には野鳥が150種近くもいるんです。在来種144種類で、外来種を入れると149種類です。

-自然観察のためにお引越しをしたんですね。そもそもどういったきっかけでこの道に入られたのですか?

勤め先のアマナはビジュアル・コミュニケーションの会社で、私は今いきものの本の編集をしています。ちょっとややこしいのですが、アマナに買収される前の通信社ではカメラマンで、ニューヨーク・デイリーニュースに写真が載ったこともあります。土日にイベントの撮影を頼まれたり、以前から会社とは別に個人の活動として撮影をしていましたし、パートナーが帯広出身で足掛かりがあるので、北海道に風景写真を撮りに行っていました。ハッセルブラッドというスウェーデンの超高級カメラに富士フィルムのべルビアという感度50の最高に滑らかでカラフルな発色をするフィルムを入れるんです。冬場でマイナス20度という過酷な環境の方が、美しい写真が撮れるんですよ。

そのうち、仕事で動物写真家の作品に触れ、自分でも撮りたいと思ったのです。旭川の動物写真家にご挨拶に行って、モモンガを見せてもらいました。「今度来た時はナキウサギを撮りに行こう」と言われて同行しました。

-ナキウサギですか。

ナキウサギは山の石がごろごろした「ガレ場」にいます。声はあちこちからするけれど姿は見えない。「あ、いた!」と何とかファインダーに入れてちょっと連写したらすぐに引っ込んでしまいます。 次に姿を現すのは1時間後で、その間ずっと動物写真家とカメラの話などしていました。だいたい1時間に30秒くらいのシャッターチャンスしかない。報道をやっていたこともあって、チャンスが少ないのが面白いなと思ったんです。まず、どこに行けば撮れるのか、どのくらい待たされるのか、その動物のことを知らないと撮れません。その上で少ないチャンスを捉えるのが楽しい。ハッセルブラッドは売り払ってキヤノンの500 mmを買い、鳥や動物を撮るようになりました。

ちょうどインターネットが普及してきた頃で、画像掲示板に自分の写真を発表し合ってコメントし、そこで友達が増えていった。「BIRDER」などの専門誌に使ってもらえたりもしました。

その頃も三鷹に住んでいたのですが、北海道とか鹿児島とか、遠くに行かないとこういう面白い野鳥や動物などが撮れないと思っていました。近郊の渡良瀬遊水地や狭山丘陵に足を伸ばすことはありましたが、井の頭公園は全然目に入っていなかったんです。単に近くの公園としか思っていなかった。
そうしたら、玉川上水の法政高校(当時は東京女子大)の正門の真ん前で、瑠璃色の鳥・オオルリがすぐ頭の上で盛大にさえずっていたのです。「おーっ!」と思って嬉々として写真を撮りました。それが2004年のことです。衝撃的でした。

髙野さんの目を身近に向けさせたきっかけとなったオオルリ。

髙野さんの目を身近に向けさせたきっかけとなったオオルリ。

-まさに青い鳥は近くにいた、という感じでしょうか。

当時はまだ、渡り途中の鳥が市街地の(食べるものと隠れる場所があるポイント)に立ち寄ることをあまりよく知らなかったのですが、この出会いをきっかけに勉強しました。休みの日に井の頭公園に行って鳥を観て、同じように鳥の観察をしている人と情報交換をするようになりました。「サンコウチョウがいたよ」と言われて、「遠くに行かなくてもタイミングが合えば井の頭公園で観られるのか」と驚きました。

同時に野鳥にとって、市街地に残る自然環境が大切なことも実感としてわかってきたのです。大きなお屋敷が潰されてマンションになったり、木が切られて道路になったり、鳥たちのねぐらがなくなって撮影ポイントが消えていくのをしょっちゅう見ていたので、このままでは危ないと思い始めました。自分が楽しむだけじゃなくて、環境を守るために多くの人に知ってもらいたいと思ったのです。

毎日続けた観察データを元に生態系保全へアクションを起こす

-それが観察会へとつながっていくのですね。

最初は北海道の友達に「探鳥会を手伝ってくれないか」と言われて十勝の清水で地元の親子を案内しました。 北海道ですから繁殖期にはオオルリがふつうにいます。それこそ自分の家のまわりでさえずっている。ところが地元の人は知らないんです。それを望遠鏡の視野に入れて「覗いてごらん」というと、「きれいな青い鳥がいる!すごい!」と感動してくれて、「自分が知っていることを人に伝えるのは楽しいな」と感じました。その後井の頭公園でも探鳥会の手伝いをする機会があり、どの班もアオゲラをじっくり観られて喜ばれ、大成功でした。

仲間に田中利秋さんというすごい観察者がいまして、当時は毎朝井の頭公園で池のカイツブリを観察してから大手町の会社まで通っていました。カイツブリについて、誰よりも観察していますから、どこにもない情報をたくさんもっています。専門家にも一目置かれる人です。その人が会社を辞めて自然のことをやっていきたいという時期に、仲間内で井の頭公園の自然観察会をやろうという話がもちあがりました。田中さんと私を含めた3人で2005年4月に「井の頭かんさつ会」の第一回を開催しました。参加者は15人くらいで、ほとんどが知り合いでした。

井の頭かんさつ会を立ち上げた3人。

井の頭かんさつ会を立ち上げた3人。©Yuji Kithara

こういう会をやるからには案内の仕方をきちんと学ぼうと思って、2005年の8月に日本自然保護協会の自然観察指導員講習会を相模原で受けました。講習会を受けるとグリーンの腕章をくれるので腕章目当ての部分もあったのですが(笑)、受講後は自然観察指導員東京連絡会に入会し都内各地で自然観察会をやっている仲間とのつながりもできました。最初は「自分は鳥だけしかわかりません。鳥専門です」と言っていたのが、「この鳥はどんな実を食べているのだろう」と植物も勉強するようになりました。どんどん興味が広がっていくのです。自分が案内した最初の「井の頭かんさつ会」では、一日中サンコウチョウが観られて大成功でした。そういう成功体験をし、仲間も増える。もう、どんどんのめり込んで行きました。

-玉川上水のほたる橋から幸橋の間にある「小鳥の森」の環境を守ろうという活動はその頃から始まったのですか?

最初は観察会のために、連日下見をしていたのです。そうしたら、昨日サンコウチョウがいたけど、今日はいなくてムシクイがいたとか。日替わりで違う鳥が見つかるので面白いと思いました。渡りの時期はそういう感じなんです。

そうやって毎朝モニタリングした結果を自分のWebページに載せていたら、地域で一緒に観察している仲間が「いや、あれもいたよ」と補足してくれるようになりました。観察会は成功に終わったのでもう連日下見をしなくてもいいんですが、「せっかくだから続けようよ」と周囲からも言われ、小鳥の森を守るためには説得力のある科学的根拠としてのデータが必要だし、このまま365日観察して記録していこうということになりました。そうなると三鷹産業プラザの前だとちょっと遠いわけです。近くに物件がないかなと思って探したら、今の家が中古で出ていたので「こりゃいいな」と思って奮発しちゃいました。

それで、毎朝観察ができる環境が整って、撮影機材と舶来物の42mm口径の本格的な双眼鏡を毎日持って仕事に通いました。渡りの時期には超望遠レンズと一脚も背負って行っていましたね。

-のめり込み方が半端じゃないですね。

地域の仲間が協力してくれたからこそできたことです。一人ではとても無理でした。

365日のモニタリング記録を残し「小鳥の森」を守る力にしたいということをみんなに正式に説明して、メーリングリストを組みました。年齢の高い人が多かったので、最初は「携帯持っていません」とか「パソコンダメです」と言っていたけれど、何がいたか速報で回ってくるから観に駆けつけることができるので「これは便利だ」と言い出して、メーリングリストに参加するようになりました。みんなもとても熱心でした。

一番年上の仲間は公園の裏に住んでいる80代のご婦人で、一眼レフで写真を撮っています。私は朝だけですが、吉祥寺から電車に乗るとメモを取ったものを見ながら、携帯からメーリングリストに送ります。そのあとの時間帯は主婦を中心に、日中観察できる人が引き継いでくれます。「井の頭バードリサーチ」というWebに17年の5月まで12年分の記録が今も公開されています。何しろ365日ですから、アセスでたまに調査に入るのでは見落とされてしまうデータもきちんと拾えます。

-それは非常に説得力があります。

やはり新聞発表は事実を認識していただくのに重要です。私たちの活動は「地域の取り組みが面白い」と朝日新聞の地域版や東京新聞に取り上げてもらいましたし、「井の頭公園に絶滅危惧種がいた」という記事も掲載されました。『BE-PAL』『東京人』などの雑誌でも紹介していただきました。小鳥の森エリアは玉川上水を管理する都の水道局にもお願いをして、原則として手を入れない状態になっています。

絶滅危惧種のミゾゴイ。2010年5月撮影。

絶滅危惧種のミゾゴイ。2010年5月撮影。

開園100周年へ向けて井の頭池を復活させる試み

観察会は順調に知られていって、毎回30〜40人くらいは参加するようになりました。やがて熱心なリピーターが会のメンバーに加わっていきました。その頃に環境保全の活動が始まりました。もともと環境に対する意識が高い仲間が集まった会なので、強い問題意識がありました。その当時みんなが一番気になっていたのが、野鳥や鯉への「餌やり」なんです。

当時カモに餌をやりすぎて、池の水質が富栄養化して濁っていました。また、餌付けは生き物をおもちゃにするようなもので、カイツブリの本来のくらしが狂ったり、警戒心を失ったカモが野良猫に食べられることもありました。我々はそれを苦々しく思っていたのです。

-ええ、ありましたね。私も猫に食い散らされた残骸を見たことがあります。

2007年に公園の管理者である東京都西部公園緑地事務所や東京吉祥寺ライオンズクラブ、NPO法人神田川ネットワークなどと一緒に「餌やり」自粛のキャンペーンを始めました。開園100周年に向けて「昔泳いでいたくらいきれいな池を取り戻そう」という「よみがえれ!井の頭池!!」キャンペーンを展開していた頃で下地ができていたので、官民協働で活動することができました。なぜ餌やりがいけないかの説明と、水鳥図鑑を印刷したチラシを配って普及啓発に努めました。井の頭公園は知名度が高く、全国放送もされたので、地方で同じような問題に悩む仲間から感謝もされました。

次に取り組んだのが外来種の問題です。きっかけとなったのは2007年を境にカイツブリの繁殖の成功率ががくんと減ったことです。その原因がブラックバスやブルーギルなどの外来種です。カイツブリが餌にしている在来魚や淡水のエビ、貝などを外来魚が食い尽くしてしまい、子育てができなくなっていたのです。カイツブリは動物食で、もともとパンなど食べないのですが、当時は人が与えたパンをそのままヒナにやるような不自然で歪んだ状況でした。餌やり自粛でそれもできなくなり、子育てするには餌が不足している状況がはっきりとあぶり出されることになったのです。

-それもやはり、ずっと観察し記録していたからわかったことですね。

そうですね、観察していると問題に気づく。気づくとそのまま放置できないので保全活動を始めるわけです。会では毎年外来魚の捕獲をしていましたが、減らしてもまた増える。これでは解決できないということがわかりました。幸い、西部公園緑地事務所に熱心な職員がいて上層部に話を通してくれ、かいぼりを2014年から1年おきに3回実施することが決まりました。

かいぼりによって、池は本当に良くなりました。それまで水生植物はほとんど自生できませんでした。池の水生植物といえば、無理やり浮島を作ってヨシを植えているくらいでした。それ以外の水生植物は、ザリガニや鯉が食べるので丸裸になってしまうのです。また、水が濁っていると池の底まで光が届かず、種子は眠ったままでした。かいぼりによって種子が一斉に目を覚まし、いろいろな水生植物が生えてきたのには驚きました。

いま七井橋の前にはヒメガマが生えていますし、季節には絶滅危惧種の水草、シャジクモなども見ることができます。とりわけイノカシラフラスコモは、なんと植物学者の草分けである牧野富太郎が見つけて以来59年ぶりに確認されました。井の頭池は一度水が枯れていますが、それでも種子が生きていたんです。それもかいぼりの成果の一つです。そういうふうに、やってみて初めてわかったこともあるんですよ。

井の頭池のカイツブリ。子育て真っ最中。

井の頭池のカイツブリ。子育て真っ最中。

-「井の頭公園いきもの図鑑」も刊行されました。

井の頭公園100周年の節目を前に、観察会を応援してくれていた地元のぶんしん出版の川井社長から「生き物図鑑を出したい」というお話がありました。社会貢献的な条件で会社の仕事にはできませんでしたので、休日のうち、観察会や講演がないわずかな時間だけで作りました。正月も缶詰になって解説文を全部書きました。写真がたくさん必要で探すのが大変でしたが、苦労しながらなんとか間に合わせました。

身近な生き物への驚きを入り口に自然の複雑さと大切さを知ってほしい

-だいぶ活動範囲が広がっていますが、お勤めとの兼ね合いは?

私は生き物情報や自分活動をSNS で発信しているので「社内に生き物好きで毎朝面白い発信をしている人間がいる」ということが会社でそれなりに広まっていました。会社が自然科学の編集プロダクションを買収する機会に、当時の所属会社の役員から「そんなに生き物が好きなら出向したらどうか」という話をいただきました。専門誌に記事を書く経験はそれなりにあったのですが、本を編集したことはありませんでした。不安もありましたが、「生き物の仕事だったらやってみよう!」という想いで編集者の道を歩むことになりました。結果的に、朝から晩まで一日中生き物に関わる幸せな状態になっています。専門家と接する機会も増えますし、自分でも勉強するので、人脈も知識もさらに充実しました。その結果、観察会の案内もレベルアップしたと思います。

ある出版社の依頼でシリーズの図鑑を作るときにも、自然観察会でいつもしているように「木のよい香りがしてリラックスできますね」などの「五感で楽しむ」エッセンスを盛り込んでいます。樹木図鑑を作るときには、葉っぱを見てわかるように玉川上水沿いの木で一本いっぽん樹種を見分ける「千本ノック」を自分に課し、スペシャリストになろうと努力しました。プライベートの活動が仕事に生きていますし、仕事もまた観察会などの活動に生かせています。

去年はNHKのTV番組「ダーウィンが来た!生きもの新伝説」の制作協力を会社の仕事として受けました。池にいるカイツブリのペアのオスメスを全部見分けている田中さんをアサインし、撮影にアテンドしてもらいました。私自身や井の頭バードリサーチの仲間も少し登場しました。
昨年は藤村女子中学・高等学校、武蔵野美術大学、三鷹中等教育学校などで講演し、「自分の好きなことに一生懸命取り組み続けると、人から認められ、必要とされて人生が充実する」ということをお伝えしました。
休日も観察会やその下見、講演などの自分活動と持ち越した仕事でとても忙しくなり、以前のように自分の観察や作品を作る時間がなくなっているのが、目下の悩みです。

-変形菌の写真集も出されていますし。

とっかかりは自分が好きな鳥でしたが、鳥という生き物が生態系のつながりの中で成立しているということが、観察しているうちにわかってきます。樹木はまさにそのすべてを支えている生産者だし、爽やかな香りを与えてくれたりもします。こうなってくると、分解者であるダンゴムシや、ゴミムシ、オサムシも大事だとわかるし、分解者の一つであるバクテリアを食べる変形菌への興味も強くなったわけです。基本的にはどの生き物も好きです。人間の口に入るものも使うものも、元は自然が生み出したものです。だから自然環境は大切しなければいけない。といってもお説教や価値観を押し付けるのではダメで、自然観察会などを通じて自ら感じとってもらいたいし、その大切さをもっと広く伝えるためにも自然科学の本を作っています。

変形菌を観察する髙野さん。双眼鏡で覗いているのはアミホコリ族の一種。白く広がっているのはツノホコリという変形菌。気温が下がると、変形菌やきのこが現れる。

変形菌を観察する髙野さん。
双眼鏡で覗いているのはアミホコリ族の一種。白く広がっているのはツノホコリという変形菌。
気温が下がると、変形菌やきのこが現れる。

髙野さんの写真集「美しい変形菌」(パイ インターナショナル)。

髙野さんの写真集「美しい変形菌」(パイ インターナショナル)。

-私も案内していただいて、ちょっとは鳥が見分けられるようになりました。

生き物とそのつながりはとても複雑で多様です。でも、それに気づいてない時、知らない時には目の前にあっても見えないんです。以前の自分もそうだったと思います。ですから、まず気づいてもらうことです。自然の大切さを伝えるには、自分が好きな対象、自分の感動をそのまま見てもらうのが一番効果的だと思っています。

夏の終わりのこの時期に井の頭公園のちょっと小高くなっているあたりを歩いて、桜の梢でバサバサするのが視野に入ったら「ツツドリかもしれないな」と経験から見当がつきます。ミズキの実が熟してくる頃、弧を描くような鳥の動きが見えたりすると、「オオルリかキビタキかもしれない。それともサンコウチョウかな」と見当がつき、それを双眼鏡で確認して「ほら、やっぱりそうだ!」という感じになるんですよ。いろいろなことがわかってくると楽しいです。渡りの鳥に一年ぶりに再会したり、秋の長雨の後には変形菌やキノコが出たり、季節を感じられる楽しさもあって飽きません 。歩きながら「雨上がりはカツラの落ち葉の香りがいっそういいな」と感じる。そういうことが幸せなんです。

井の頭公園の玉川上水側を歩く。

井の頭公園の玉川上水側を歩く。


この記事を書いた人
萩谷 美也子 (いて座)サイエンスライター

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