三鷹駅近のビル街にある銭湯 春の湯

ワンコインの悦楽〜三鷹駅近のビル街にある銭湯 春の湯

往時に比べるとずいぶんと減ってしまいましたが、三鷹市内には2019年3月現在4軒の銭湯があります。そのうちの1軒が春の湯です。三鷹駅南口からほど近く、マンションの一階が入り口になっています。実は前を通るたびに気になってはいました。でも、なかなか入るきっかけがつかめなかったのです。
年度末の疲れが溜まったある日曜日、近所で開催中だったMマルシェを冷やかしついでに、まだ外が明るい午後4時すぎに立ち寄ってみることにしました(営業時間は16時から。木曜定休)。
出かける前にバッグの中に小さな石鹸入りのケースと、ジッパー付きのビニール袋に入れたタオルを潜ませました。まずは様子見ということで、シャンプー他のグルーミングセットは次の機会にします。

入り口では明るい筆致の油絵が迎えてくれた。

入り口では明るい筆致の油絵が迎えてくれた。

入り口には昔懐かしい下足箱と春の草原を描いたという大きな油絵。そして階段を降りて行く途中には、常連の書家の方が寄贈したという見事な屏風が飾られています。書かれているのは石垣りんの詩「女湯」です。
扉の向こうには石鹸やタオルなどの小物を販売する棚と、よく冷えた飲み物が収められたガラスケースのあるロビー、そして番台があります。私の学生時代には近所に3つの銭湯があって、気分に応じて使い分けていたのですが、その頃を彷彿とさせる懐かしい雰囲気。でも、さすがに瓶入りのフルーツ牛乳は置いていませんでした。やはり時代は移ろっていくのですね。
入浴料は460円(2019年3月現在)。サウナも利用したい場合には別料金がかかりますが、500円玉でお釣りが返ってくるありがたさ。都内共通の回数券を購入するとさらに安くなります。

寄贈の屏風。常連さんにいかに愛されてきたかがわかる。

寄贈の屏風。常連さんにいかに愛されてきたかがわかる。

これより先は撮影不可につき、あしからず。

これより先は撮影不可につき、あしからず。

まだ営業開始後間もないというのに、常連さんと思われるお客さんがそこそこ入っていました。更衣室から先は撮影禁止ですし、私は女湯にしか入れません。よって画像は文末のWebリンクにある春の湯さん提供のものを見ていただくとして、清潔感のある明るいお風呂と更衣室です。
ぬるめの薬湯から、中くらいの湯温の座風呂とバイブラ、江戸っ子向きの高温湯までお湯にバリエーションがあるのも嬉しい。サウナ(別料金)があるため、立ちシャワーや水風呂もあります。私は座風呂でのぼせかけたら水風呂と、行ったり来たりしてすっかりほぐれました。ここのお湯は開業以来ずっと井戸水を汲み上げて沸かしているのだそうです。
自宅の風呂は湯上りにすぐ冷めてしまいますが、春の湯はいつまでもポカポカが持続するのが不思議です。これからの季節、玉川上水沿いをジョギングしたあとここで一風呂浴びて、そのあとビールでも軽くいけたら極楽だなと思った次第。今度は更衣室の「お釜ドライヤー」も使ってみたいものだ、とすっかり味をしめてしまったのでした。


春の湯
東京都三鷹市下連雀3丁目37−12 プリマベーラ三鷹
0422-43-5832
三鷹駅南口から徒歩5分

この記事を書いた人
萩谷 美也子 (いて座)サイエンスライター

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