約600の手作りこいのぼりが泳ぐ〜第14回神田川こいのぼり祭り

毎年ゴールデンウィークを挟んだ新緑の時期に、京王線三鷹台駅近くの神田川では、たくさんの手描きのこいのぼりが薫風に泳ぐ姿を見ることができます。
今年も4月21日(日)から「第14回神田川こいのぼり祭り」が始まりました。例年よりちょっと長めに5月11日(土)までの期間、開催される予定です。
主催しているのは、三鷹台駅前周辺地区のまちづくりを行なっている「三鷹台まちづくり協議会」。地元の町会や学校関係のみなさんの集まりです。加えて、地域の幼稚園や保育園のほか、法政大学中学高等学校、立教女学院、ボーイスカウト、井の頭地区住民協議会などがこのイベントに協力しているそうです。

自転車を停めて風に泳ぐこいのぼりを見物する人たち。

自転車を停めて風に泳ぐこいのぼりを見物する人たち。

「神田川こいのぼり祭り」のねらいは、地区を流れる神田川にもっと親しんでもらうこと。井の頭公園の池を水源とする神田川ですが、三鷹台駅の近くに来ると治水のために高い護岸があるため水辺に降りていくことはできません。でも、川沿いの遊歩道から覗いてみると、夏にはガマの穂が揺れ、水草がそよぐ様子が見られます。季節になると、カルガモなどカモの仲間や、白いコサギのカップルもやってきますし、シオカラトンボやハグロトンボ、アキアカネなどさまざまなトンボを見ることもできます。

川面に映ったこいのぼりが、神田川を泳いでいるかのように見える。

川面に映ったこいのぼりが、神田川を泳いでいるかのように見える。

この地区の子どもたちが自由に描いたカラフルなこいのぼりたち。今年は約600本が神田川上空をひらひらと泳いで、通行人の目を楽しませています。足を止めて、我が子や近所の子どもたちの描いたこいのぼりを写真に収める人も。光線の加減や風の具合によって、くるくると表情が変わります。
子どもたちの絵のタッチをじっくり見たり、「こいのぼりっぽさ」を楽しむのなら、ちょっと風のある晴れた昼間が狙い目ですが、私のお勧めは日が暮れはじめた時のこいのぼり。神田川の川面にオレンジ色の夕日とこいのぼりたちが映り込んで、郷愁をそそる幻想的な風景になります。


日時:2019年4月21日(日曜日)〜2019年5月11日(土曜日)
開催場所:三鷹台駅周辺の神田川護岸(三鷹市井の頭一丁目32番、二丁目1番)

この記事を書いた人
萩谷 美也子 (いて座)サイエンスライター

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